5・6代目うたのおにいさん

この時期は、うたのおにいさんが2人体制でした。なのでどちらのおにいさんも5代目と言えますが便宜上、在任期間の長いおにいさんを6代目として紹介します。
6代目うたのおにいさん(1981年4月6日~1985年3月30日)

6代目うたのおにいさんは
林アキラさんです。

- 出身:静岡県
- 出身校:東京芸術大学音楽学部声楽科
幼少より音楽の勉強をされ、エレクトーンを中心に楽器が得意な林アキラおにいさん。
ほかのおにいさんと違いピアノなど楽器を弾きながら歌うスタイルでした。
楽曲提供も多く、「ほしぞらカーニバル」「みんなだれかがすきになる」「ひとりぼっちのミイ」など、一度は耳にした楽曲を沢山生み出されたうたのおにいさんです。
現在も舞台俳優や歌手・作曲家を中心にご活動されています。
7代目うたのおにいさん(1981年4月6日~1983年4月2日)

5代目うたのおにいさんは
かしわ哲さんです。
- 出身:東京都
- 出身校:桐朋学園大学短期大学部演劇専攻科
「哲ちゃん」の愛称で親しまれた、かしわ哲おにいさん。

同時期の出演されていた林アキラおにいさんはピアノを演奏することが多かったのに対し、ギターを演奏しながら歌を披露することが多かったそうですよ。
「すずめがサンバ」「きみのなまえ」「どんなかお」など、今でも歌われているたくさんの楽曲を作った方です。
うたのおにいさんが2人体制なんて、なんだか贅沢な時代ですよね。
4代目うたのおにいさん(1979年4月2日~1981年4月3日)

4代目うたのおにいさんは
宮内良さんです。

- 出身:群馬県
「りょうちゃん」という愛称で親しまれた4代目うたのおにいさんの宮内良さん。在任期間は約2年でした。
スラっと爽やかなうたのおにいさん。イケメン度は歴代おにいさんのなかでもトップクラスかも?
今でもおかあさんといっしょでよく歌われている「ジャングルポケット」を最初に歌ったのも宮内さん。
現在はミュージカルや、童謡・キッズソングCD、シャンソン、ジャズコーラスなどジャンルを問わない歌唱やタップダンス、NHK番組の歌唱指導やダンス振り付け指導など幅広く活動されています。
3代目うたのおにいさん(1977年4月11日~1979年3月17日)

3代目うたのおにいさんは、たいらいさおさんです。
在任期間は約2年。長崎県出身で、東洋大学卒業後、文学座附属演劇研究所を経て歌手デビュー。
童謡歌手としての活動以外にも、アニソン歌手としてもヒット曲を数多く持ち、現在でもコンサートを中心に精力的に活動されています。
2代目うたのおにいさん(1976年4月12日~1979年3月17日)

2代目うたのおにいさんは、なんとアニソンの帝王、水木一郎さん!ちょっと意外ですよね。
現在のパワフルな印象からは想像がつきませんが、アニソン歌手としての活動と並行して約3年間、うたのおにいさんを担当されました。

現在のパワフルな雰囲気も良いですが、うたのおにいさん時代の水木さんも優しそうでとても魅力的ですね。

現在でもアニキとしてエネルギッシュにご活躍され続けています。
初代うたのおにいさん(1971年11月3日~1977年3月8日)

初代うたのおにいさんは、田中星児さん。ご存知の方も多いですよね。
田中星児さんといえば、なんといっても「ビューティフル・サンデー」が代表曲。紅白歌合戦にも出場されました。
うたのおにいさんになる以前の高校生時代から数々のコンクールやのど自慢大会に出場。抜群の歌唱力で優勝や入賞されまくっていたんだとか。

- 出身:奈良県(小3時大阪に転居)
- 従弟:グッチ祐三
歌唱の実力と優しい雰囲気と併せ持った田中星児さん。うたのおにいさんに抜擢されたのも頷けます。
ビューティフル・サンデー以外にも「そうだったらいいのにな」「北風小僧の寒太郎」など、今でも歌われる名曲もこの時代から歌われていました。
まとめ
歌のお兄さんを現在から初代まで、歴代順に紹介しました。
歴代うたのおにいさんに共通することは、皆さん笑顔が素敵なこと。
卒業後はそれぞれいろんな道を進みますが、あの日あの時うたのおにいさんとして子供たちを笑顔にしてくれたことは永遠に変わりません。
あなたにとってのうたのおにいさんは、どなたでしたか?