「私の内面を愛してくれる人と結婚したい」
「だから私は中身で勝負したいんです」
仲人やってりゃよく耳にするフレーズ。
結婚したくて婚活を始めた。出会う人には私の全てを認め愛して欲しい。
そう思うのは当たり前。
私の外見のみを好きで居てくれる人と結婚したいなんて人は少数というか、まぁ居ないでしょう。
実際にそういった話を入会面談時にされる方は多い。
ただ、そういう話になった際に少し勘違いしている人も中には居る。そんな人はこう続けて述べる。
「なので普段とかけ離れず、自分らしさをアピールしたい」と。
はいコレ、違います。
婚活を始めるにあたり少し準備不足な思考が出ています。
ただしぶっ飛んだ容姿や収入、社会的立場などの大きな「武器」を持った人ならこの思考は成立する。
そうでない人はこの考え方は間違いなのだ。身も蓋も無いが。
要は自分を「客観視」できているか?って話。
筆者はカメラマン兼仲人として、婚活写真撮影からプロフィール作成、お見合い、交際、成婚までの婚活における一連に多く携わってきた。
その多くに言えることが、「外見を適当にしていると出会う確率が下がる」ということ。
婚活はそのシステム上、お見合いをセッティングし直接会う前に「会うか会わないか」の選択ができるようになっている。
プロフィールを見て、お互いがOKならば会える。そういう仕様だ。
そして婚活プロフィールには自身の写真が掲載される。
ここで載せる写真が「いつもの自分らしい写真」を載せていると駄目かもよ、って話なのだ。
そもそも「いつもの自分らしい」なんて、視点が主観も主観。
客観的な要素が全く入っておらず、自己満足で終わっている可能性が高い。
さらに「いつもの自分」だと今まで結婚できてなかったんじゃないのか?って言われたらどう答える?
仕事が忙しかった?出会いが無い環境だった?
悪いが同条件で結婚している人なんて山ほど居る。
婚活成功の近道は「いつもの自分らしく」を言い訳に外見を適当にしないことと断言できる。
他記事では具体的にどうすれば成婚確率がアップするのかを紹介しているので是非。