プライドが高い人に多い「婚活してるの恥ずかしい」病
筆者はカメラマン兼仲人をしている。フォトスタジオでほぼ毎日、お見合い写真を撮っている。
お見合い写真撮影は婚活を始めるうえで一番最初の準備で行うことの1つ。
まぁ大多数の方はこの「お見合い写真を撮る」という段階で、婚活の具体的な内容はまだ何も分からない状態。
なんとなくぼんやり、これから婚活するんだな~的な感じで実際のシステム、流れなどはよくわからんはず。
お見合い写真を撮ることを検討しているということは、本格的に婚活を始めるための準備段階なので当然と言えば当然。
だから、お見合い写真を撮りに来るお客さんには、結構な割合でこういう心理状況の方がいる。
「婚活にガチだけど、ガチなのを周りに知られるのが恥ずかしい」ってやつ。
どういうことかと言うと例えば、
「いやぁ私はそんなに婚活本気じゃないんだけどね」
「知り合いが仲人なんで付き合いで始めるのー」
「親が婚活しなさいってうるさくてー」
などと、いや私は婚活別にそんなになんちゃらかんちゃらと、何も聞いてもないのに話をしてくる人。
これね、仲人やカメラマン側からすると、すっごい邪魔。
体感的にプライドが高い人や、我が強い(ワガママ)な人程こういうアピールをしてくるかな。
まぁお客さんだしへぇそうなんですか~と勿論返すけど、
これね、仲人やお見合い写真を撮るカメラマン側の心の声は、
「いや知らんがな」の一言よ。
ほなら婚活すんじゃねぇよとさえ思う。
マジで婚活する気のない人はまだ良いのよ。
本当に親がうるさくて仕方なく始めたり、付き合いの延長上どうしても断れなくて婚活する人も居るだろうし。
1番タチが悪いのは先述の「内心ガチだけどガチだと思われるのが恥ずかしい」ってタイプの人。
この心理は婚活の準備段階にて、いろんな場面で邪魔。
実際に婚活を始めても、うまくいかない確率が大きくアップしてしまう要因となりえる。
お見合い写真撮影の段階だけでも、この心理がいかに邪魔なのかをいくつか紹介していく。
写真なんて別になんでも良いでしょ?そんなに婚活ガチ勢じゃないし的なこと言ってる人の特徴
まず最初によくあるのがお見合い写真撮影当日の「服装チョイス」。
内心ガチだけど、それを悟られたくない人は服のチョイスにもその心理が影響してる。
平気でジーパン履いてくる女性や、ヨレヨレのTシャツ着てくる男性も居る。
こういう人に「着替えもってきてます?(まさかその格好でお見合い写真撮る気じゃないよね…?)」
と問うとだいたい「いやそんなに本気じゃないし服装なんてなんでも良いと思ってー。えっ他の人はもっとちゃんとした服着てくるんですかぁ?」などとシレっと言ってくる。
こういう人って、もうこの時点で婚活のスタートダッシュ失敗してる。
出直してこい!と言いたいぐらい失敗してる。
ただね、こういう感じの人でも例外はある。
身も蓋もない、婚活のリアルな話になってくるけど、めちゃくちゃお金持ちであるとか、医師や弁護士なんかのいわゆるハイクラスな職に就いている人、若くて誰が見ても美人orイケメンとかなら、婚活にそんなガチでいかんでも成功する確率は高い。
ていうか婚活せんでも結婚できるやろこういう人達は。
ただこういう人は本当に一握り。そしてもっと言うとこういう人たちは大抵、もし婚活するならそれを成功させる確率を上げる「自己プロデュース力」を既に備えている場合が多い。なので婚活するならば、お見合い写真の重要性を理解している人が多いということ。なので多くのいわゆる「ハイスペック」な方は適当な服でお見合い写真は撮らない。
何が言いたいかというと、プライドか何だか知らないけど、内心ガチなのにそれを隠したいがためだけに、周りにやる気を見せないアピールをするという行為は婚活する上で邪魔でしかないということ。
お見合い写真にふさわしい服なんてググればたくさん情報は手に入る便利な世の中なのに、それをせず普段着で来る人。
あなたはそのミスった服装を覆せるだけのスペックをお持ちですか?と問いたい。
ぶっ飛んだスペックを持って無いのなら、婚活に対する意識を改めることを強くお勧めする。
婚活ガチじゃないアピールすることのデメリット
お見合い写真を撮る際に、いや私はそんなに婚活本気じゃないからアピールすることによる弊害は、撮影中にも表れる。
そもそも、こんなアピールをしている時点で婚活するうえでお見合い写真がどれだけ大事なのかをわかっていない人であると断言できる。
服装のチョイスをミスっていて、なおかつ婚活そんなにガチじゃないアピールをする人は、なおさらその傾向が高くなる。
体感的に、大別すると2つのパターンに分かれる。
1つは、笑顔で撮られることへの抵抗、または拒否。
プロのモデルやタレントとは違い、お見合い写真を撮る多くの方は、素人。
写真を撮られることに慣れていない。
過去に写真を撮った体験(例えば学校で撮った集合写真や友人同士で撮ったスナップ等)で、自分の笑顔の写真映えが悪かったこと、また素人目での情報の刷り込みによるもの、例えば笑顔で写真を撮ったら目が細くなる、シワが目立つ、頬の肉が盛り上がり顔が大きくor丸く見える、等。
だから自分の笑顔の写真は嫌、抵抗があるって考え。これは凄く分かる。ていうかだいたいの人はそうだろう。
なぜお見合い写真は笑顔の方が良いのか。その理由は別記事で述べているので是非ご参照を。
もう一つは、素人感覚での「決め顔」を持っている人。こっちの方がタチが悪い。
そしてこれに当てはまるタイプの方こそ、「本当はガチだけどそれを悟られるのが恥ずかしいので、あえてやる気を出さないアピールをしているプライドの高い」人、特に女性に多いかな。
来店時に先述した下り(私は別に婚活うんぬん発言+服のチョイス&ヘアメイク適当)をさんざんしておいて、いざ撮影をはじめると豹変。まぁ出るわ出るわ素人の小細工が笑。
小顔に見えると刷り込まれたんであろうかの如くこれでもかとアゴを引き、猪木のファイティングポーズみたいに写ろうとしている人や、これが自分の最高のキメ顔よ!と言わんばかりに目をバッキバキにして睨みつけてくる人。
こういう人って婚活する気ないアピールしてても内心はガチだから、実は人一倍良いお見合い写真をゲットしたがっている。
そんな人は体感的にプライドが高い。
なので人の意見をあまり聞かず我を通そうとする人が多い。
だからカメラマンが何を言おうが自分が良いと思っている表情(大抵は勘違い)をこれでもかと繰り出してくる。
あのね、それ記念写真なら良いよ?好きなように撮れば良いと思う。
自分だけが満足すれば良いからね記念写真なんてのは。
お見合い写真は違う。
異性がこれを見て「なんか良い感じやねこの人」と思わせる写真にしないといけない。
そう思う異性が多ければ多い程良い。それが婚活を成功させる確率をアップさせるということ。
お見合い写真の映りは「自己満足」で終わらせては絶対にダメ。
写真を見た第一印象が
「目が笑ってなくてなんか怖いなこの人…」
「なんか自分のこと好きそう、ナルシストなんかなぁ・・・」
「清潔感がない…部屋汚いんやろかこの人…」
なんて少しでもよぎらせる、思わせてしまうようなお見合い写真なんか載せている人は、婚活の成功率を思いっきり下げてるよ、ってことに気付くべき。
そしてこういうお見合い写真を撮ってしまい、婚活のスタートダッシュからいきなりすっ転んでしまっている人の多くは「婚活ガチと思われるのハズいからやる気ないように周りにアピールしてるけど内心ではメッチャガチ」な人だよってこと。
そもそもだけど、このご時世「婚活することが恥ずかしい」って考えがナンセンス。
コロナ禍で出会いがない人が増えている今、婚活人口が増えている事実や現状踏まえると、そんな考えの方が古いかも。
そんな婚活の成功率を最大限アップさせるツールがお見合い写真。
これはカメラマンだから言うわけじゃなくて、システム上の話。
婚活プロフィールを見て気に入った者同士がお見合いできるシステム。
婚活プロフィールは写真以外、全て文字。住まい、年齢、収入など基本的な情報が主。
視覚的情報で、自分の雰囲気や印象を見てもらえるのは、どう考えてもお見合い写真の比率が高い。
だからお見合い写真は超大事。
あなたの性格など、内面を変えろと言っている訳じゃない。
婚活を始めてみようと決断したのは最終的には自分のはず。
どうせやるなら少しでも成功できる確率を上げた方が良い。
お金も勿体ないよ。
内面とは違い、外見はやろうと思えば1日で変えられる。
お見合い写真を撮影するという行為、このタイミングこそ、外見をより良い方向に変えるきっかけにすれば良い。
そうすると、婚活に限らずいろんなことが良い方向に行く可能性があると思うので、恥ずかしがらずに意識を変え実践することをお勧めする。
どうすれば良いかわからんて人はウチの結婚相談所入ったら良いで!
とまぁ今回は自分で書いてても毒強めな記事でした(笑)
毎日お見合い写真撮ってたりするとこういう人結構多くて、うわぁ損してるなーって思ったりするので警鐘を鳴らす意味も込めてます。
とはいえ、やっぱり婚活を始める最初の最初は何もわからなくて当然ですよね。
不安な方は当結婚相談所の利用も検討してみてください。
10年以上お見合い写真を撮りまくっているカメラマンが仲人の結婚相談所だからお見合い写真撮影が無料。お見合い写真の撮り直しも月1回まで無料なのでミスっても大丈夫!
詳しくはサイトリンク貼ってるのでご覧下さい。
それでは良い婚活を!